年収について

結婚

人の価値は収入ではないとはいうものの、ある人の社会的地位を言う場合、学歴などもよく言われますが、最も頻繁に普遍的に言われるのは職業と、その職業で得られる年収です。

結婚相談所などで、パートナー選びをするとき特に男性は、その年収でその人の持っている条件が好条件かどうかの判定をされることが多いものです。年収とは読んで字のごとく一年間の収入の事です。

サラリーマンであれば給与明細に記載されている総支給額を一年分加算したものの事です。賞与も参入します。いわゆる手取り額の事ではありません。銀行振り込みの額でもありません。個人事業主であれば税務上の売り上げにあたる金額です。

企業の年収は年商と呼ばれることもあります。結婚相手の経済力や取引相手の信用度などを推し量ったりするときに必ず話題になる言葉です。また就職活動などでも各企業の社員の平均年収などを重視する人は多いと思います。収入を表す言葉には年収のほかにも所得があります。

サラリーマンであれば、総支給金額から社会保険料や税金、交通費などを差し引いた後の金額が所得です。個人事業主であれば、売上金額から総経費を差し引いた金額の事です。この所得こそがその人が自由に使えるお金すなわち利益の事です。

ですから本来は、その人の経済力を推し量りたい場合は所得を意識するべきなのです。サラリーマンの場合は年収と家族構成からおおよその控除額が計算できますから年収からでもその人の所得は推量することができます。ただ、個人事業主の場合は年収(売上)がいくら多くても経費がそれより多かったら赤字になります。

ですから本来は年収よりも所得の方がより確実に相手の経済力が判定できるはずなのですが、なぜか住宅ローンの査定も、クレジットカードの査定も年収を聞かれます。これは日本の就業人口の80%超がサラリーマンだからです。もし、個人事業主の人と、結婚したり取引を開始したい場合は年収だけではなく、所得の方にも注意を払わなければなりません。